生活音や会話を盗聴される『盗聴器』に関するトラブルは、意外と多く報告されています。
そこで、盗聴器が仕掛けられている場合に起こる異変や対処法を知り、ご自宅に異変がないか確認してみましょう。
ニュースなどで度々取り上げられる盗聴トラブルを他人事に感じている方も多いでしょう。
しかし、盗聴器は知らぬ間に短時間で仕掛けられているので、誰にでも起こり得ます。
例えば、引っ越しのタイミングや家電の修理、大型家具や家電の運搬・設置時に取り付けられることが多いです。
基本的なコンセントタップ型や気付きにくいボールペン型などさまざまな形の盗聴器があり、自身の住まいに異変がないか細心の注意を払わなければなりません。
盗聴器を仕掛けられてしまうと、生活音が他人に聞かれるという被害や個人情報を会話から抜き取られる危険があります。
家族以外の人が出入りした後に異変がないか確認することが早急な対処への鍵になるでしょう。
盗聴器が仕掛けられている場合に起こる異変
盗聴器が仕掛けられた場合、生活している中でどのような異変が生じるのでしょうか。
ここでは過去に盗聴器を仕掛けられた世帯で多く見られた異変を紹介します。
電子機器に異変が生じる
最も多く確認される異変がテレビやラジオ、通話中におけるノイズです。
これは盗聴器の発する電波が周辺の家電や電子機器に影響を与えるために発生する現象です。
例えば、テレビを観ていたらノイズが走ったり、ラジオを聴いている最中や通話中に雑音が混ざるようになったという異変が数多く報告されています。
見覚えのないコンセントタップがある
家や部屋の中に、自分が設置した覚えのないコンセントタップが差し込まれていませんか。
盗聴トラブルの際に、最もよく使われる盗聴器がコンセントタップ型です。
簡単に仕掛けられるため、家主に気付かれにくく、その後も異変を察知しにくいことが主な理由と考えられます。
また、他にもボールペンなどの文房具やぬいぐるみなど、見覚えのないものが置かれている場合も盗聴器の可能性が高いので注意しましょう。
雑貨や小物、小型家電が移動している
意外と気付きにくい変化に、部屋に飾ってある雑貨や小物、あまり使用頻度の高くない小型家電が移動しているという変化が挙げられます。
飾られているものは住人が普段あまり目に留めないことが多く、少し位置がずれていても気付かない人が大半です。
そこを狙われ、雑貨や小物、小型家電の後ろなどに盗聴器を設置されている可能性があります。
少しでもインテリア雑貨の置き場所や向きに違和感を覚えたら、周辺に注意を払いましょう。
盗聴器を仕掛けられている疑いがある時の対処法
上記で紹介したような異変が家の中で生じている場合、引っ越しや家電修理などのタイミングで、業者になりすました犯人が盗聴器を仕掛けている恐れがあります。
少しでも盗聴器を仕掛けられている疑いがある場合は、早めに対処しましょう。
- 盗聴器発見器を試す
- 盗聴器の発見調査を依頼する
最近では市販で盗聴器発見器が販売されています。
発見器を買ってきて自分で試す方法も多少効果はありますが、盗聴器の種類によっては発見できないケースも多いです。
したがって、盗聴器が仕掛けられている疑いがある場合は、盗聴器の発見調査を専門業者に依頼しましょう。
盗聴器が仕掛けられたままでは、日常生活におけるあらゆる情報やプライバシーを侵害される危険があります。
さまざまなリスクが考えられるので、盗聴器を仕掛けられていると疑わしい場合は、一度セルグにご相談ください。